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おおぞら式単語帳暗記法(後編)

前回、単語帳による暗記をご紹介しました。
この単語帳ですが、実は全部手作りなんです。



市販されている中学受験用の単語帳も存在し、もちろんそちらを使えば楽なのですが、あえて手作りなのです。
この手作り単語帳、ただ単に問題をテキストから写しているのではありません。
長年、入試問題を見ることによって培われた経験をもとに、出題傾向の高い問題のみ抜粋しているのです。
世界で一つ、おおぞら学習塾にしかないオリジナル単語帳です。
こういった問題を定期的に繰り返し解くことにより、問題に慣れて次第に定着していきます。
少人数の塾なので、どの生徒がどの単語帳をいつ暗記したか、リストにして絶えずチェックし、
次はどの単語帳の暗記に入るのか、または復習に入るのか、生徒一人一人に個別にアドバイスしています。

おおぞら式単語帳暗記法(前編)

10月に入り、小6受験科は過去問演習に励みながら、弱点や苦手を暗記や演習で補っています。

この時期、まとめのプリントを使います。


 

しかし、そのままプリントを渡して、暗記するように指示すると、

6年生ともなると上から順にというか、(  )の中だけを感覚だけで覚えてしまいます。

すると、そのプリントをテストすれば満点を取れても、いざ実戦となり別の問われ方をされると、

同じことをきかれているにもかかわらず、答えることができない時があります。

ですから、おおぞら学習塾では、プリント以外にも単語帳を使って暗記を行います。

単語帳ですから、シャッフルすると順番が変わりますので、上から順番に答えだけ丸暗記することを防げます。

また、単語帳をもとに口頭で質問をして、手早く確認することもできます。

もちろん、普段は単語帳でも答えは実際にノートに書いて覚えています。

おおぞら学習塾では、「眺め暗記」推奨していません。

 

…ところで、塾で使用する単語帳、実は秘密があるんです。

 

後編に続く


溶解度、そのまま解くか、まとめて解くか

9月に入り、今年も過去問の演習が始まりました。
 
今日は理科の水溶液の話です。
 
水溶液の分野の中でもよく出題されるのが、溶解度の計算です。
例えば最近では東海中学の2015年度の入試に、ミョウバンの溶解度についての計算問題が出題されています。
 
抜粋しますと、
 
ミョウバンの結晶は50mLの水に60℃で28.7g、20℃では5.7g溶ける。
60℃の水200 mLにミョウバンを溶けるだけ溶かし、20℃まで温度を下げると、何gのミョウバンの結晶が出てくるか。
 
といった感じの問題です。
 
解き方は2通りあります。
1つ目はそのまま水50 mLあたりに溶ける最大量を、200mLあたりにそれぞれ換算し直します。
具体的には200÷50=4 より、4倍です。
28.7×4=114.8 より、60℃の水200 mLには114.8g溶けます。
5.7×4=22.8 20℃の水200 mLには22.8g溶けます。
あとは、水温を下げることで溶けきれなくて出てきてしまった分のミョウバンの質量を求めます。
114.8-22.8=92 よって答えは92gです。
 
解法的には考えやすいのですが、4をかけるという計算が2回出てきます。
 
2つ目は、この4かけるという計算を最後に行うという解法です。
先に水温を下げることで溶けきれなくて出てきてしまった分のミョウバンの質量を求めてしまいます。
28.7-5.7=23 より、水が50mLならば23gが溶けきれなくなってでてくるミョウバンの質量です。
しかし、問われているのは水200mLについてなので、
200÷50=4 より、4倍に換算しなければなりません。
23×4=92 よって答えは92gです。
 
どちらの解法も答えは同じです。
計算が得意な人であれば、時間はそんなに変わらないかもしれません。
しかし、2つ目の解法の方が、計算の量が少ないので計算ミスも少なくなります。
しかも、東海中学の入試問題となると、他に難解な問題もありますので、簡単な問題はなるべく早く解いて、
制限時間を難問に当てたいものです。
 
…もうお分かりですね。
この問題は、2つ目の解法に気付いた人は、小数点の計算が少なく、より早く解けるようになっているのです。
上手く作られています。
より良い方法に気付いた人へのご褒美といったところでしょうか。
 
過去問演習では、試験時間を有意義に使えるように実践的な練習もしていきます。

塾長の夏休み 後編

西穂高岳山頂から、奥穂高岳まで、ここからが本番です。

ここからは登山道というよりは、崖をよじ登ったり、へつったり、
鎖場を慎重に下ったりで、
1:25000の地図上では10㎝ぐらいの距離(10㎝×25000=250000㎝=2.5㎞)ですが、
6時間半ぐらいかかります。
「1:25000の地図上で10㎝は実際の距離にすると何㎞でしょう」
は、中学入試の定番ですね。
 
昼を過ぎると稜線付近はガスに包まれ、寒いくらいでした。

確かに気温は100m上がるごとに0.6℃(湿潤空気の場合)下がりますから、
高山市が34℃でも、3000mのここは3000÷100=30 34-0.6×30=16℃となり
寒いはずです。あちらこちらに真夏でも雪が残っていました。

「地上が34℃のとき、3000mの山頂の気温は?」
滝中学で出題されそうです。
 
奥穂高岳(標高3190m、日本第3位)に着くころには小雨混じりの天気になってしまったので、
そのまま急いで穂高岳山荘まで下りました。
 
最終日は、下山のルートの選択に悩みました。
頂上付近が厚い雲に覆われていたので、涸沢経由で帰ることにしました。
今年は雪が多かったせいで涸沢のキャンプ場周辺も雪がたくさん残っていました。
この雪がやがて梓川に、そして犀川になり長野盆地で千曲川と合流して日本最長の川、信濃川になります。
「犀川と関東地方から流れてきた(  )川は(  )盆地で合流し、(  )川に名称を変えて(  )平野に流れ込む」
なんて、いかにも東海中学や南山男子中学に出題されそうです。
東海中学を受験するうえで、
知っているけれど文章で説明できない、では命取りになります。
 
 
山小屋から下山口である上高地までは、距離にして約22km、
下るだけでも約7時間ぐらいかかりました。
 
年に一度の登山、来年も体力や気力が充実していれば、
また登りに来たいと思います。

塾長の夏休み 前編

今年も夏休みをもらって西穂高岳から奥穂高岳へ縦走に行って来ました。
台風5号の影響で出発が2日ずれてしまったため、
日程に余裕が無く、悪天候=即下山です。
 
初日はふもとからロープウェイで上がり、終点から1時間ぐらいの山歩きです。
西穂山荘に着いて、持ってきたお菓子を見てみると、
気圧の関係で袋がパンパンに膨らんでいます。

「山にポテトチップスを持っていくと、袋がパンパンにふくらみます。その理由を説明しなさい」
って、いかにも東海中学の入試に出てきそうですね。
 
夕食を済まし、西の空を見てみると、きれいな夕焼けが…。
日本の天気は西から東へ移り変わるので、
夕焼け=西の空に雲が無い=明日は晴れの確率が高い
となります。

明日の天気は期待できそうです。
「夕焼けが見えれば翌日は晴れ、という言い伝えの根拠を説明しなさい」
って、これもまた東海中学の入試に出そうですよね。
 
夜、外に出て空を見上げると、
アンタレスが赤い星であることがわかるくらい、
さそり座がきれいに見えました。
天頂付近のはくちょう座のあたりの天の川も見えました。
テキストで学ぶよりも実際に目で見た方がインパクトがありますね!
「星座や星の名称、星の色、北極星の見つけ方」
などは、滝中学や南山男子中学の入試問題によく出てきますよね。
 
緊張しているせいでほとんど眠れませんでしたが、
3時半に起きて4時に出発です。
西穂山荘を出発すると、次の穂高岳山荘まで約10時間かかるのにもかかわらず、
途中に山小屋はありません。
エスケープルートが1本だけありますが、それもかなりの悪路です。
「日本最難関の縦走路」に、それなりの覚悟をして出発です。
 
まずは、3時間かけて西穂高岳まで登りました。

ここまで来ると乗鞍岳や焼岳がよく見えます。

天候も体調もまずまずなので、このまま奥穂高岳に向かうことにしました。
 

つづく

残すところあと2週間

夏期講習後半もすでに2日が経ちました。
休み中に出しておいた宿題の答え合わせや間違い直し、
暗記の確認を中心に授業を進めています。
 
答えを渡して
「丸つけをして間違えたところを直しておいて」
と言いたいところですが、
間違いに気付かず丸をつけたり、答えをただ書き込むだけになってしまうので、
まだまだ任せることができません。
手間と時間はかかりますが、
一人一人の宿題をチェックしつつ、出来を確認します。
 
「こんなところができていないのか!」と驚きつつも、
すぐに授業を行い補強します。
最後に口頭で質問をしたり、実際に書かせてみたりして、出来を確認し、やっと一安心。
でも、それが4教科…。
 
いくら時間があっても足りない夏休みですが、
残すところあと2週間になりました…。

夏期前半最終日

今日で夏期講習前半が終了です。

6年生は、1日10時間×11日間は長かったかと思いますが、
全員皆勤で本当に頑張ってくれました。
この頑張りが講習会後半へ、やがては本番へと
つながってくれれば! と心から願っています。

毎日やってきて実感してくれてるとは思いますが、
問題に対するひらめきやコツなどの感覚は1、2日でも空けてしまうと直ぐに悪くなってしまいます。
せっかく培った感覚ですから、休み中も鈍らせないよう頑張って勉強して下さい。

休み明け、キレッキレの皆さんをお待ちしております。

夏期講習後半は8月18日からです。

それでは、よい夏休みを!

ただいま夏期講習中です

夏期講習も気がつけば7月も終わりで、はや8日目です。
各教科とも総復習を中心に授業を進め、二学期からの過去問演習に備えています。
 
総復習を進める中で、この時期、生徒さんには、
「どこができていないのか」
「何を覚えなければいけないのか」など、
弱点や苦手を認識してもらわなければなりませんし、
「解けるようになるにはどうすればよいか」
「さらにレベルを上げるには何をすればいいのか」など
自分なりの解決の仕方や勉強方法を見つけてもらわなければなりません。
 
我々講師陣も、個々の到達度を絶えず把握しながら
様々なリクエストに応じられるよう器量に磨きをかけなければなりませんし、
近づいてくる入試に対してそろそろ準備を始めなければなりません。
 
「いくら時間があっても足りない!」
ということに気付かされる夏期講習であります。
 
前期終了まで残すところあと3日
実りのある夏期講習にしたいと思っています。

理科と算数と食塩水

前回、理科と社会では「時差」の共通点があるという話題を出しました。
理科と算数にも共通点があります。
例えば「食塩水の濃度」です。
理数系、などと一括りされることも多い二つの教科ですが、
濃度計算も然り、計算の代表として東海中学や南山女子中学など、数多くの中学で出題されます。
基本的な公式も同じですし、濃度が違う食塩水同士の混ぜ合わせや水の蒸発後の濃度など、
共通する問題も多いのです。
混ぜ合わせ問題では、公式だけでなく面積図や天秤を使った解き方など、生徒さんの相性によって様々な解き方で授業します。
 
しかし、大きく違う点もあるのです。
 
理科は算数ほど高度な操作は出てきません。
東海中学や滝中学の算数みられるように、食塩水を何グラムか取り出し、別の濃度の食塩水に入れ、
よく混ぜたあと、再び取り出して初めの容器に戻す…などという「やりとり」系の問題は出てきません。
 
そのかわり、理科では食塩に「溶解度」が存在します。
つまり、水に食塩を入れても、全て溶けるとは限らないのです。
さらに温度によっても溶ける量は異なります。
溶けた食塩と、溶け残った食塩。
そこまで考えて計算しなければならないのです。
 
他にも、理科は濃度が割り切れないことが多く、四捨五入に気を配る必要があるなど、
実践で必要なポイントに注意して、授業を行っています。

時差の計算は社会?理科?


小6社会の授業より

社会科のテキストも終わりに近づき、今日は「世界のすがた」について授業しました。
六大陸・三大洋から始まり、環境問題、地図の種類や世界各国の面積など、南山女子中・滝中を受験するなら必須の分野です。

時差の計算方法を解説したところ、「理科でも習った」という話になりました。

社会の時差と理科の時差、違いはあるのでしょうか。

同じ「時差」という単元でも、社会では緯度や経度の説明から入り、
経度の差と日付変更線との位置関係から時差を算出します。
それに対して理科では、時差を求めるところまでは同じなのですが、
そこに太陽の動きを加えて、南中時刻の計算に発展していきます。

違う教科でも同じ単元を扱い、
同じ単元でも教科によって目的が違うのです。

また、「環境問題について」は、理科も社会も
何が原因か、どんな影響があるか、現在どんな対策がとられているか・・・
といったように進みますが、
社会では、そこからさらに環境に関する会議や条約などを覚えなければなりません。

この様に、同じ単元でも様々な視点から解説できるよう、教科間で絶えず連携を取り合って授業に取り組んでいます。

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